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理事長所信

一般社団法人宇治青年会議所 理事長所信

2020年度 一般社団法人 宇治青年会議所 理事長所信

第51代理事長  大山 植泰

はじめに

 宇治青年会議所は、1969年に全国で431番目の青年会議所として、本日まで日々刻々と変化する時代の流れの中で、地域の魅力の発信や、その時代における課題に向き合い、先輩諸兄姉が地域の方々と共に青年会議所活動を展開してこられ、昨年は創立50周年という大きな節目を迎えました。

 次の半世紀の初年度となる51年目を私たちは、先輩諸兄姉が地域の発展に寄与すべく、この地域に想いを馳せ、よりよい社会を築くために時代に求められることを真剣に考え、熱い情熱で今日まで紡がれてきた歴史と地域の方々のご理解、ご支援に感謝と敬意の念を抱き、「明るい豊かな社会の実現」に向け、青年会議所の魅力を発信するとともに他者を思いやり、強い意志を持って行動し、地域の方々に影響を与えられる事業を追求し、未来を見据え活動しなければなりません。

会員拡大

 宇治青年会議所は、1969年の創立以来、明るい豊かな社会の実現のために活動を展開し、その志と情熱は今日まで受け継がれてきました。しかし、私たちの活動エリアには20歳から40歳までの人たちが43,580名(宇治市36,476名、宇治田原町2,152名、久御山町4,952名)いるなかで、新たな入会候補者を探しだせておらず近年は、微増、微減を繰り返しているのが実情です。また、近年の会員の減少に伴う組織力の低下は宇治青年会議所の大きな問題となっており、組織の存続さえ危ぶまれる状況と言っても過言ではありません。連綿と受け継がれてきた志を共有し、さらに志高い地域のリーダーたるべき組織となるためには、これまで以上の会員拡大の強化が必要です。

 そのためには、全メンバーが会員拡大の重要性、必要性を自覚するとともにメンバー一人ひとりの会員拡大に対する意識を向上させ、一致団結して取り組む気風を生み出すと共に、それぞれのメンバーが青年会議所の運動の意義と組織の魅力を伝えられる青年会議所を目指し、未来の仲間が我々とつながりを持つ機会を創造してまいります。

 また、会員数の増加を組織の維持するためだけではなく、まちの未来を考え行動する人財を増やす運動として、爆発的な会員拡大を目標に全メンバーで挑戦してまいります。

組織力向上

 青年会議所は、修練・奉仕・友情の3信条の基、メンバーの存在で成り立っています。誰かが困っていれば手を差し伸べられ、人のことを考えた行動ができ、組織に責任と誇りを持つことが組織力の高い組織であると考えます。私たちは、本当に自分たちの組織に責任と誇りを持って行動しているのでしょうか。誰かがやってくれると思い、人任せにして、その場にいるだけになってはいないでしょうか。主体的に活動できているメンバーとそうでないメンバーとの意識の差が生じ、組織としての一体感が薄れ、運動の基盤となる組織力を弱める一因となっていると感じます。

 私たちの組織にとって必要なのは、物事を俯瞰的に捉える視点と当事者意識を持った行動ができることです。誰かがやる組織ではなく、メンバーが組織の一員として自らを律し自らを磨き、揺るぎない信念を携えて行動し、同じ志を持った仲間と切磋琢磨し個人の成長とともに、つよい絆をつなげ合い行動してまいります。

 また、メンバー同士のコミュニケーションが必要です。メンバー同士の情報交換が日常化されれば、組織として常に同じ方向を見ることができるでしょう。

 自分たちが担当する事業のみを企画・運営するだけでなく、委員会の垣根を越え、当事者意識をもって、他の事業においても主旨を理解し、メンバーが一丸となって行動することで、つよい組織を構築してまいります。 

人財育成

 宇治青年会議所は入会歴の浅いメンバーが大半を占めています。しかし、入会歴を問わず、私たちメンバーは地域社会や企業において、リーダーとして多様化した価値観の中で、組織の方向性を示していかなければなりません。

私が考えるリーダーとは、組織に関わる一人ひとりの目指す目的へ牽引する役割があり、少子高齢化やインターネットの進歩やSNS等のコミュニケーションツールの普及などによる大きな変化や、様々な環境下においてでも、批判・失敗をおそれずに判断を下し対応できる人財であると考えます。

そういったリーダーになるために、「ひとづくり」を通じて絶対に折れることのない強い精神力と高い意識を持ち自ら率先して行動し、時々の情勢に応じて柔軟に決断ができる資質を兼ね備えた地域を牽引できる強い人財へと成長してまいりましょう。

地域力向上

 自分たちの住む地域を住み良いまちにしたいという想いは、その地に住まう人びと、そして我々メンバーにとって共通の想いであります。しかしながら、近年のインターネットの進歩やSNS等のコミュニケーションツールの普及などにより、溢れんばかりの情報を手に入れることがいとも簡単にでき、地域を支えていく力が低下してきていると考えます。

 地域に住まう人たちが安心して住み続けられるまちづくりには、多くの人たちの助け合いが必要となると考えます。地域に住まう人たちに対する愛着や誇りを持ち、地域に対して関心や問題意識など当事者意識持って、地域のために何ができるか考え、人びとが支えあい助け合いながら、地域を築きあげなければなりません。

 我々には伝統ある事業や京都ブロック協議会に評価を得た事業があります。これらの事業を、地域の人びとや諸団体との連携を図りながら現代のニーズに合わせた形へと進化させる事業を展開し、まちの明るい未来を見据えた運動を推進して参ります。

 私たちは事業を通じて、地域社会の一員として地域の素晴らしい魅力をしっかりと見つめ、地域に住まう人たち、行政、他団体と協力し、人と人との関わりの中から生まれるつながりを感じながら笑顔溢れる明るい豊かなまちづくりに向かって行動してまいります。

最後に

青年会議所が掲げる使命に対する答えには、無限の正解があります。ある法則によって導き出された決まった正解ではなく、自らが出した答えを自ら正解へと導いていかなければなりません。それ故に事業構築にあたっては自らの情熱と勇気が必要になり、それを推し進めるにあたってはメンバーの協力が励みになり、行動の加速度を増していく力となります。その過程において相手をおもいやる心の重要性に気づきがあると考えます。相手を想い、理解し、感謝し、時には許し、諭すなど、おもいやりを様々なかたちで表現することで、仲間との信頼が深まり、組織の結束も強くなっていくと考えます。

 そこで生まれる大きな力をもって社会貢献へと繋げ、多くの人を巻き込む行動を起こしていきましょう。青年会議所が掲げる明るい豊かな社会を創造していくには決して一人の力では成しえません。全てを成し遂げ、やり遂げたときに青年会議所の活動はおもしろいと感じます。40歳までの限られた時間の中でメンバー一人ひとりが組織、地域の未来を切り拓く覚悟をもって共に行動していきましょう。