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理事長所信

一般社団法人宇治青年会議所 理事長所信

2021年度 一般社団法人 宇治青年会議所

 理事長所信

はじめに

 1969年9月23日高度経済成長期の社会変化が激しい時代に「地域住民のためにもっと住み良いまちにしよう」と熱い情熱と想いを持った青年たちのもと、宇治青年会議所は設立致しました。そして刻々と移りかわる時代背景とともに、51年間の宇治青年会議所の歴史を築き上げてこられた先輩諸兄姉は、現在でも高い人間力をもって地域を牽引するリーダーとしてご活躍されておられます。

 昨年、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大という大きな波により、年齢・性別・立場を問わず生活様式や働き方の変化といった、昨日までの常識が通用しない日々に対応していかなければならない時代がはじまりました。新型コロナウイルスと共存していくこれから、さらなる困難が現れるかもしれない時代に求められるもの、それは人間力の高い人材です。「JCしかない時代」は先輩諸兄姉のたゆまぬ努力によって地域が豊かになることで「JCもある時代」へと変わって行きました。しかしこれからは、我々の運動が再び求められる「JCからはじまる時代」の幕開けへの第一歩の年だと確信しています。

いまの自分たちに必要なこと

 現在の我々に目を向けると、メンバーの活動意欲の低下に伴い様々な課題が増えています。その結果、時間や会費の無駄といった青年会議所活動への意義に疑問を抱き、会員拡大はおろか、退会者の増加に繋がっているのではないでしょうか。今ある課題と見つめ合い紐解けば、原因は「成長」を実感することが出来ていないからです。少し遡って自分たちが入会した時は何を求めて青年会議所に入ったのか、またどういった思いで活動に参加していたのかを思い出してほしいのですが、大半のメンバーが同じ思いではなかったでしょうか。「仕事に繋がる」「今より良くなりたい」「経営者として成長したい」もしくは「わくわくするような時間が待っている」すなわち今いる自分の位置よりももっと上に行きたい、満足したいといった「成長したい気持ち」「充実したい気持ち」ではなかったでしょうか。いまの自分たちに必要なことはメンバーに活動を通じて成長を実感し「人間力」を高めてもらうことです。

これから宇治青年会議所として全員が考えなければならないこと

 「JCって面倒くさそう」「JCってお金かかりそう」対外からよく聞こえるマイナスイメージな声が、近年ではメンバーからも聞こえるのではないでしょうか。それが会員拡大の失敗や事業の動員不足の原因だと考える傾向があるのではないでしょうか。しかしそんなマイナスイメージな声の原因は、私は単に「興味がない」だけだと思います。まずはメンバー全員で「魅力を感じる宇治青年会議所の創造」を話し合い、「持続して我々の運動に参加してもらえる未来」を想像しよう。興味を持つきっかけさえ出来れば、想像した未来を切り開けると確信しています

これから宇治青年会議所として変わらなくてはならないこと

 個人レベルでも様々なツールを利用することで物事が完成されてしまう時代だからこそ、メンバー各々が利他の精神で想いをぶつけ合うなかで新たな気づきや成長の機会を創出し、活動を通じて様々な経験を積むことが出来る組織だからこそ、無数の可能性のある魅力がさらなる活性化につながり、メンバーが魅力ある人材へと成長し対外から憧れられる組織へと変化していくことです。

成長を体感しに行こう

 「成長」とは何か、それは人間力を高めること。人間力を高めるために必要なのは、相手のために、地域のために全力で考え行動する「利他の精神」です。自分本位ではなく相手の立場に立って考え、行動することで価値観や視野が広がり、それが自身の力となって頼られるひとへと成長します。そしてその力を社業や家庭へフィードバックすれば、必ず相手の期待値を超えることが出来るのです

● 人財育成委員会

 現在議案や役職の担いに追われ、事業構築の本質である「現状の課題を見つけ可能性にかえること」「きっかけを与えること」が出来ていないのではないでしょうか。その結果様々な問題が起き、与えられたことをやるだけの結果となってしまっています。まずは「課題を発掘出来る人財育成」をゴール地点が明確な体感できる事業にメンバー全員でプロセスから楽しんで取り組み、事業本来の学びを取り戻そう。

● 魅力溢れる委員会

 青年会議所の課題のひとつに「会員の拡大」があります。青年会議所だけではなく自分たちの会社においても新しい人材の雇い入れは厳しく、多忙な日々を過ごす中で他人への振舞い方やどう見られているかを考えていないメンバーが増えていませんか。「経営者」という言葉を「青年会議所のメンバー」に置き換えて考えてみてください。身だしなみや懇親会の振舞い方に設営する心構え、全ての言動は憧れられるような存在として出来ているでしょうか。本当に魅力ある青年が集う組織であれば自然とひとは集まってくると私は考えます。「魅力あふれる人材育成」常に憧れられる経営者の姿をライフスタイルから取り組み、その結果、格好良い青年が多数集まる最高に魅力的な組織へと生まれ変わるきっかけを作っていこう。

● 広報戦略委員会

 本年度の広報の目的は「宇治青年会議所の活動に興味をもってもらうこと」現在インターネット・SNSが物凄い勢いで進歩する時代のなかで、最先端の技術や手法を取り入れた広報が必須となってきました。自身の会社においても見せ方や伝え方で業績も大きく変わる時代です。2021年度の宇治青年会議所では常に見る側の目線にたって興味を示してもらえる広報を展開していこう。「スピード・わくわく感・真似したくなる」この3つを柱に、そして自分たちが一番楽しんでいる姿を見せていこう

● 総務委員会

 我々は青年会議所のメンバーである前に、会社の経営者や企業の中枢を担う人材です。いまこうして青年会議所活動が出来ているのも会社の理解と協力のおかげであることを常に忘れてはいけません。青年会議所活動を通じて経営者として成長することでしかそれに応えることは出来ません。2021年度例会・理事会すべての会議においてビジネスに通用するような学びを提供し、自身の会社に新しい知識を落とし込み、自分だけではなく下支えしてくれているひとにも学びのきっかけを与えていこう。

最後に

 私が青年会議所に入会したころ、当時の理事長の背中は雲の上の存在でした。圧倒的な存在感、言葉の重み、立ち振る舞い方、すべてにおいて魅力を感じる憧れの存在でした。毎年役職が上がるたびに必死で考えながら活動し気付いたことは、「役職」とは与えられたときではなく、一年後その役を全うしたときにはじめて自分の肩書になるということです。青年会議所は単年性で同じ役職は二度と出来ないところがより成長に繋がります。どんなに必死で役職を全うしても一年後振り返れば必ず「あの時もっとこうすれば良かった、こっちのやり方の方が良かったのでは」と後悔はあります。だからこそ翌年どうすれば自分の後悔を繰り返さないように指導するかが新たに問われるのです。40歳までの青年がひとのために・地域のために常に利他の精神で考え続け人間力を養い育てることが出来る唯一無二の団体それが青年会議所です。2021年度理事長として全力でメンバーと向き合い圧倒的な存在感で今までに経験したことのない一年間を魅せて参ります。

「変化を柔軟に受け止め、困難と矛盾の先にしか新しい創造はない」

このメンバーで新しい時代を創り上げよう。